
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 月影の迷路
-
国書刊行会
リズ・ベリー 田中美保子
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2017年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784336061690

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
悪なき殺人
-
コラン・ニエル
田中裕子
価格:935円(本体850円+税)
【2023年11月発売】
-
開いた窓
-
サキ
田中秀幸
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2015年03月発売】
-
天の光はすべて星
-
フレドリック・ブラウン
田中融二
価格:858円(本体780円+税)
【2008年09月発売】
-
夜鳥
-
モーリス・ルヴェル
田中早苗
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2019年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
窓の外、煌々と照らす月で、廐舎の中庭は昼間かと思いまがう明るさだった。丸い御影石の舗道がダイヤモンドのようにきらめいている。暗がりまで光彩を放っているかのようだ。クレアは、突然強い衝動にかられた。推理小説の醍醐味でつむぐスピリチュアル・ファンタジー、イギリスから初上陸。
[日販商品データベースより]古墳の点在する緑なすサマセットの丘陵地帯の山間、そこにひっそり佇む由緒ある館と意匠を凝らした中国庭園(チャイナ・ガーデン)、それを支える石造りの小さな村、危険な香りのする野性の青年マーク。大学進学目前の夏休み、母親の転職で訪れたロンドン育ちのクレアがそこで出会ったものは、眠れる力を目覚めさせ、運命を大きく変えるものだった。それは、ある月夜の晩、彷徨いこんだ庭から始まる。長らく閉じられていた庭が古(いにしえ)の笛の音とともにクレアに門を開くとき、謎の迷路が月影に浮かび上がる。やがて明かされる庭の不思議と一族の秘密。それに立ち向かうクレアの運命は・・・・・・。随所に散りばめられた幻想が綾なすなかに張り巡らされる推理小説ばりの伏線と視覚に訴える絵画さながらの描写。埋もれた奇才リズ・ベリーが次世代の地球の守護者(ガーディアン)に贈る、渾身のスピリチュアル・ファンタジー、イギリスから初上陸。
秘密の宝石箱のように重層的に精巧に創られ、多くの謎に満ちている。ミステリーとサスペンス、一見平凡なものに隠された意外な繋がり、さりげなく溶け込ませた驚くべき真実など、作家の並外れた想像力が構築した壮大な世界。〈パブリッシャーズ・ウィークリー〉