- 3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦
-
図書館員の本当のお話
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784336056252
[BOOKデータベースより]
『アリーヤさんの大作戦』は、伝説的な活躍を成し遂げたイラクのバスラ中央図書館の主任司書アリーヤ・ムハンマド・バクルさんの実話に基づいています。2003年、イラク戦争の足音がバスラにせまるにつれ、図書館のかけがえのない蔵書が危険にさらされるのではないかというアリーヤさんの心配はつのるばかり。政府への懸命の訴えかけも退けられてしまったアリーヤさんは、ついに自力で本を救出する大作戦に踏み切ります。自分たちの歴史と文化を守る決意を胸に、アリーヤさんは、自らの命を危険にさらしながらも助けてくる近所の人々と一緒に、3万冊の貴重な本を図書館から選び出します。
[日販商品データベースより]イラク戦争の時に本を守るため、命をかけた図書館員の物語。心温まる物語をアメリカの人気漫画家スタマティーが描く。伝説的な活躍を成し遂げたイラクの図書館の司書、アリーヤの実話に基づいたお話。
戦時下にあって、図書館の蔵書を守るために全力を尽くしたアーリアさんの行動には心打たれました。
図書館も戦争の中では保護されるものではないのですねs。
図書館の什器を盗んでいく人々の心理の異常さには唖然としましたが、これが戦争かも知れません。
図書館人として、何より図書館を大切にする社会であって欲しいと願います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】