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価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2019年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
英米心理主義小説の先駆者として知られ、文学史上に燦然と輝く作品を数多く残したヘンリー・ジェイムズ。その小説に繰り返し表される「異文化対立」と「道徳」をキーワードとして、彼の思想の本質を捉える。
第1章 『ある婦人の肖像』―運命との対峙(オズモンドとの対立要因;ローマの廃墟とイザベルの位置;「オズモンドに戻る」説の問題点;「碾き臼」の意味と「認識の転換点」;運命に対峙する(ゲームを拒否する))
[日販商品データベースより]第2章 『ポイントンの収集品』―精神的な美の評価(ゲレス夫人及び収集品との出会い;オーエンとの会見;ポイントンの屋敷の火事)
第3章 『メイジーの知った事』―不毛の浜辺の播種(物語が真実である年頃;ミセス・ウィックスとメイジー;メイジーの最終的判断)
第4章 『鳩の翼』―現世と死後の世界(現実と幻想の共存;ヴェニスと鳩;ミリーの赦しと、翼を広げる行為)
第5章 『黄金の盃』―悟性による選択(マギーを取り巻く状況;ゴミ入れのダイヤモンドと黄金の盃;マギーの選択)
英米心理主義小説の先駆者として知られ、文学史上に燦然と輝く作品を数多く残したヘンリー・ジェイムズ。その小説に繰り返し表される「異文化対立」と「道徳」をキーワードとして、彼の思想の本質を捉える。