[BOOKデータベースより]
従来のよくできた社会システムの多くは、どうやら耐用年数がすぎ、人や組織のあり方を窮屈にしてしまっている。私たちの日常に多様なスタイルや解放的な文化をつくりだしていくには、この「かたい社会」のシステムや人間関係を、中心ではなく周辺部分からゆるめていく脱力的なアプローチが不可欠になる。白黒をはっきりつける二項対立的思考や問題解決手法には限界があり、ズレや違いを認め周囲と柔軟に関わり合い、試行錯誤しながら変化と広がりをつくっていく「ゆるいコミュニケーション」が必要だ。ゆるい就職・NEET株式会社・鯖江市役所JK課…数々の実験的プロジェクトの実態と、そこに生まれるゆらぎやとまどい、それに携わった当事者のリアルで生々しい感情の交錯などから「新しい何か」の萌芽を探っていく。
序章 破壊しないで、「脱力」する
第1章 「グラデーション」をつくる―自意識過剰で偏屈な僕の、研究と実験
第2章 JKが主役の、ゆるいまちづくり
第3章 ニートだけの、ゆるすぎる会社
第4章 ズレた若者たちの、いろいろな就職
終章 かたい社会に変化をつくる





















画一的な「かたい」社会は消費社会が成熟した現在、個人の在り方を窮屈にしている。今「脱力的なアプローチ」が必要と訴える。