[BOOKデータベースより]
病死に見えて事故死かもしれない。自殺に見せかけた他殺かもしれない。急増する危険ドラッグや過労が原因の死かもしれない。それなのに日本では、犯罪性が疑われる多くの死体が、解剖されることなく荼毘に付されている。ずさんな検視による犯罪見逃しや冤罪も後を絶たない。また、まかり通る「死因のウソ」は、私たち生きている人間に悪影響を及ぼす。伝染病の発見が遅れ、虐待も見逃され、補償金や生命保険料の支払額にも誤りが生じる―。解剖、CT検査、DNA鑑定、組織鑑定など法医学者の仕事に迫りつつ、知られざる社会問題をあぶり出す
第1章 検死はこうして行われる(法医学者は何を見ているのか;死体が教えてくれること;あっさりと下された「病死」診断が招いた、連続殺人―首都圏連続不審死・婚活詐欺(木嶋佳苗)事件)
第2章 死因は誰が決めるのか(「検死」と「検視」はどう違う?;1枚の書類が死因を変える)
第3章 あぶなすぎる検死・検視の現状(「とりあえず心不全にしてしまえ」―21人の死者を生んだパロマガス湯沸かし器事件;CTだけでは出血源を判断できず、外傷を見逃す―肝臓がん破裂の「病死」にされた男性;アザだらけの遺体は、「通常の稽古で亡くなった」もの?―時津風部屋力士暴行死事件)
第4章 先進諸国があきれる日本の死因究明制度(日本の死因究明システムは“ガラパゴス”;先進諸国はこんなにすごい)
第5章 情報開示と遺族感情をめぐる課題(死者の尊厳と遺族の気持ちの問題;犯罪や冤罪の見逃しの問題;被災地での身元確認、そして)
先進諸国とは比較にならないほど、時代遅れでずさんな日本の死因究明制度と、死因判定ミスが引き起こした重大事件を紹介。解剖、CT検査など、法医学者の仕事に迫りつつ、知られざる社会問題をあぶり出す。
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日本の法医学の、先進諸国とは比較にならないほど時代遅れでずさんな死因究明制度と、死因判定ミスが引き起こした重大事件を紹介。