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[BOOKデータベースより]
紫式部の超絶技法!紫上は本当に二条院で生を終えたのか。日本語による物語の本質を押さえた丁寧な検証から、六条院という死に場所を、第三部の書き手は読み誤っていることを明らかにし、つまりは光源氏死後の続編が紫式部作でないことを実証する。五言律詩という漢詩の論理や、5‐7‐5‐7‐7の和歌の数理を駆使して、当時の宮廷社会の問題を批判し、主題をテキストのなかに埋め込んだ、紫式部の斬新な手法を発掘。
第1章 日本語の本質と物語の時空(『源氏物語』千年の誤読という史実;「イマ・ココ」の時空と語り手の主観 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「御法」・「幻」の矛盾解消―その統一的な「イマ・ココ」(明石中宮が紫上を見舞う六条院の東の対;三宮への遺言 ほか)
第3章 『源氏物語』の主題―夫源氏の不実に対する妻紫上の絶望と次世代へ託した夢(“1序”段(導入部)―「1一 桐壷」から「1八 花宴」まで;“2破の序”段(展開部の序)―「2一 葵」から「2八 関屋」まで ほか)
第4章 驚くべき歌の配置(五百八十九首の数理(589=31×19);“三十一”首の叙事と抒情 ほか)
第5章 紫式部の芸術(新春の梅―物語のどんでん返し;『源氏物語』の末尾三十一首(5‐7‐5‐7‐7)の悲歌 ほか)
日本語による物語の本質を押さえた丁寧な検証から、光源氏死後の続編が紫式部作でないことを実証。漢詩の論理や和歌の数理を駆使して、宮廷社会の問題を批判し、主題を埋め込んだ、紫式部の斬新な手法を発掘する。