この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ドゥルーズ+ガタリ〈千のプラトー〉入門講義
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年09月発売】
- モデルネの葛藤 増補新版
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2019年07月発売】
- 現代ドイツ思想講義
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2012年03月発売】
- 今こそアーレントを読み直す
-
価格:990円(本体900円+税)
【2009年05月発売】
- 〈後期〉ハイデガー入門講義
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年03月発売】
[BOOKデータベースより]
ヘーゲルの歴史哲学によって確立された合理主義的な「近代」には回収されない、「もう一つの近代」がある。ドイツ初期ロマン派の「超越論的ポエジー」の理論は、フィヒテの知識学の脱構築を通して、デカルト的なコギトの原理が突き当たった「近代」の袋小路からの“もう一つの”脱出口を模索した。ノヴァーリスの『花粉』と、デリダの『散種』を繋いでいる「美的モデルネ」の隠れた糸を、哲学史と文学史の両面から解明していく。
1 フィヒテの“反省”理論の受容
2 初期ロマン派のフィヒテ哲学からの離脱
3 初期ロマン派の脱近代的性格
4 哲学的言語と詩的言語
5 反省の媒体としてのポエジー
6 “テクスト”構築の意味