- 大衆の侮蔑
-
現代社会における文化闘争についての試論
Die Verachtung der Massen.- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2001年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784275018670
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[BOOKデータベースより]
ファシズムと群衆の関係を論じて、ドイツの思想界に一石を投じたエリアス・カネッティの『大衆の力』から四十年が経った。ポスト・モダンのIT社会において、近代市民社会の主権者であった「大衆」はどこに向かっているのか?一昨年『人間界の規則』でドイツに一大論争を引き起こしたスローターダイクが、ホッブス、スピノザ、ニーチェ、ハイデッガーを結ぶ「主体性」論の系譜から、影の近代史としての「大衆」の歴史を再構成していく。
1 人間の黒さ
2 概念としての侮蔑
3 二重の傷
4 人類学的差異について
5 大衆におけるアイデンティティー:無関心=非差異性