[BOOKデータベースより]
1 人工知能(AI)とは?
2 Azure Machine Learning Studio(classic)の利用準備
3 データ形式の理解と準備
4 Azure Machine Learning Studio(classic)における処理の全体構造
5 Azure Machine Learning Studio(classic)とデータ入出力
6 Azure Machine Learning Studio(classic)内における前処理
7 AIの試行1:教師あり学習(分類)
8 AIの試行2:数値予測(回帰)
9 AIの試行3:グルーピングと異常検知
10 学習と推定についての評価
11 独自処理
A 付属アプリについて
プログラミングなしで人工知能をはじめよう!
本書は、何か人工知能を活用してみたいが、プログラミングを学ぶのはハードルが高い、どんなことができるのかまずは試してみたい、という方をおもな対象として、Azure Machine Learning Studio (classic)を用いたノンプログラミングでの人工知能手法を紹介します。
Azure Machine Learning Studio (classic)はMicrosoft社の提供するクラウドサービスで、一般的なブラウザ上でドラッグ&ドロップによるビジュアル操作を用いて、人工知能(機械学習)を実践することができます。機能単位のアイコンとアイコンとを配線することで、さまざまな分析をおこなうことができます。
基本的な人工知能手法の解説に留まらず、「カップの振動」に対する教師あり学習、「扇風機の異常」を教師あり学習で分類する、水位の推定などの数値予測、「地目別平均地価」に対する教師あり学習、「ICTサービスの利用動向」に対するクラスタリング、「扇風機の異常動作」に対するSVMを用いた異常検知などの具体的な例を取り上げて解説することで、実践的な人工知能の手法をお試しできるようになっています。