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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 北区の太
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欲求不満
この作者の本は初めて読んだが、読後の感想は“??”。ジャンルとしてはSFのカテゴリーになるのだろうが、発生した事象に対し科学的な説明を加えてそれを解決するという従来のSFとは趣を異にしている。発生させる事象の発想の斬新さがこの作者の持ち味なのだと思うが、その発想が突飛過ぎ、かつ科学的な説明もないので何となく欲求不満のまま読み終えることになる。発想の斬新さは買うが、読み物として面白いかと問われると疑問符がつく。どうも私とは相性が悪かったようだ。
[BOOKデータベースより]
茶の間と重なりあったリビングの、ソファと重なりあった半透明のチャブ台に、曾祖父がいる―。戦時下の日常の光景が、二〇二〇年の現在と重なっている!大混乱に陥った東京で、静かに暮らしている男に、昭和二十年三月十日の下町空襲が迫っている。曾祖母は、もうすぐ焼け死ぬのだ。わたしたちは幻の吹雪に包まれたオフィスで仕事をしながら、静かにそのときを待った―。
[日販商品データベースより]いまの東京に重なって、あの戦争が見えてしまう――。
茶の間と重なりあったリビングの、ソファと重なりあった半透明のちゃぶ台に、曾祖父がいた。その家には、まだ少女だった祖母もいる。
あの戦争のときの暮らしが、2020年の日常と重なっているのだ。大混乱に陥った東京で、静かに暮らしている主人公に、昭和20年3月10日の下町空襲が迫っている。少女のおかあさんである曾祖母は、もうすぐ焼け死んでしまうのだ。
わたしたちは幻の吹雪に包まれたオフィスで仕事をしながら、落ち着かない心持ちで、そのときを待っている……。
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