- 近代アメリカの公共圏と市民
-
デモクラシーの政治文化史
アメリカ太平洋研究叢書
- 価格
- 6,050円(本体5,500円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130261531
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[BOOKデータベースより]
アメリカ近代史研究における公共性あるいは公共圏への関心と日本におけるその希薄
[日販商品データベースより]第1部 選良と代理代表(『ザ・フェデラリスト』を読む―国家形成とデモクラシー;代表制と公共圏―被治者の同意から主権者市民へ;公定教会制と公共圏・序説―一七八〇年マサチューセッツ憲法典を読む)
第2部 人種・ジェンダー・エスニシティ(植民地フロンティアの変容と「公民」の創出―ヴァジニア植民地の入植地構想;奴隷制の時代における天分の問題;参政権なき女性の政治参加―一八四〇年代マサチューセッツ州における一〇時間労働運動;交錯する市民権概念と先住民政策―一九二四年市民権法の歴史的意義)
第3部 メディアとコミュニケーション(公共圏以前―近世イングランドおよび北米ニューイングランド植民地における異議申し立てと討議;建国期フィラデルフィアにおける印刷文化、人種、公共空間;ニューイングランドの出版文化と公共倫理―プロテスタント・ヴァナキュラー文化の継承と変容;都市をまなざす―ブロードウェイと一九世紀ニューヨークにおける視覚の文化)
王権から離脱した天地として産声をあげた合衆国は,市民自らによる直接・透明な統治の実験場であり,同時に先住民,奴隷,女性の包摂と排除が葛藤する政治とメディアの空間でもあった.建国期以降のアメリカ史の諸論点を公共圏の視点から縦覧し,近代民主主義の知られざる原像を描く.