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- 枯れるように死にたい
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「老衰死」ができないわけ
新潮文庫 たー108ー1
- 価格
- 605円(本体550円+税)
- 発行年月
- 2014年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101392516
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[BOOKデータベースより]
人には寿命がある。かつて自力で食べられなくなったお年寄りは、老衰で亡くなるのが自然だった。医療技術が進歩した現在、終末期の高齢者は病院へ送られ、鼻や胃に通した管から人工的に栄養を補給されて生き長らえる。だが、延命治療による長生きは本当に幸せなのだろうか。著者自らが姑を看取るまでの記録と、多数の老人施設や家族への取材から「人間らしい最期」のあり方を探る。
プロローグ 姑、倒れる
[日販商品データベースより]第1章 初めての老人福祉施設
第2章 特別養護老人ホームでの看取り
第3章 親のターミナル(終末期)と親孝行
第4章 「胃ろう」で生きるとは
第5章 胃ろうを中止するのは「殺人」というけれど
第6章 ぬくもりだけでいい、生きていてほしい
第7章 リビングウィルと尊厳ある死について
エピローグ 姑の退院、そして自宅での最期
延命治療による長生きは幸せなのか。自然な死から遠ざけられる高齢者たち。「人間らしい最期」のあり方を探るノンフィクション。