- 荷風散策
-
紅茶のあとさき
新潮文庫 えー4ー3
- 価格
- 565円(本体514円+税)
- 発行年月
- 1999年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101108032
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[BOOKデータベースより]
古い長持を開けて楽しむ着物の肌ざわりにも似た独得の味わいが、荷風散人の名品にはある。散人のそんな小説・随筆・日記の時空間に、心おもむくまま遊んでみたい。『日和下駄』のひそみにならって…。時代に抗しつつ時代を物語る、荷風ならではの言葉の行跡を存分にたどり、『おかめ笹』執筆から偏奇館焼亡にいたる生活と創作、その魅力の真相を照らし出す。かくも豊穣な批評の愉悦。
『おかめ笹』の地誌
『つゆのあとさき』の驟雨
橋の彼方の世界
『ひかげの花』の女
日記と小説の間
記録者と創作者
私家版の周辺
巴里今昔
二つの改元
物語話法(ナラトロジイ)と『女中のはなし』〔ほか〕