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[BOOKデータベースより]
経営者として1万人以上の採用に関わった著者は、有名大学出身者が就職後に必ず活躍しているわけでないことに気づく。それどころか有名だからという理由で大学を選び、受験勉強に励むと、入学後は燃え尽き症候群、就職後は五月病になることもあると警鐘を鳴らす。では、大学をどう選び、何を学ぶべきか。大学経営にも乗り出した著者が、これからの時代に必要な「学び」を熱く語る。
第1章 なぜこのままでは世界に勝てないのか―偏差値教育とブランド主義から抜け出せ(大学を変えなければ、日本は変わらない;一流大学卒も三流大学卒も、仕事の成果は変わらなかった ほか)
第2章 大学をどう選ぶか―間違いだらけの大学選び(大事なことは、自分が何をやりたいか;附属中学校と高校をつくった理由 ほか)
第3章 大学で何を学ぶか―世界で戦う実力を身につけよ(ピンチのときこそ成長のチャンス;大学では専門分野をしっかり磨け ほか)
第4章 どうしたら社会で活躍できるのか―成功するために必要なものとは(社会に出てからが本当の勝負;けっして自分を卑下するな ほか)
第5章 変化の時代をどう生きるか―AI時代の生き方(脱皮しないヘビは死ぬ;AI時代に生き残る人材とは ほか)
大学で学ぶべき4つのことを熱く語る!
「有名大学だから」「偏差値が高いから」「親や先生が勧めるから」という理由で大学や学部を選んではいけない! これまで1万2千人以上を採用してきた日本電産のトップである著者は警鐘を鳴らす。
そうした理由で大学や学部を選ぶと、大学に入ってもやる気が起きずに何も学ばずに卒業、深く考えずに企業を選び、入社後は五月病になりかねないという。
では、大学をどう選べばよいのか。大学に入る前に、自分が就きたい職業や、やりたい仕事を見極め、その夢に合致する学部、大学を選べばよい。夢や目標が見つからない人にはその見つけ方も、著者が伝授する。
また、大学では何を学べばいいのかについても詳しく解説。専攻分野に磨きをかけることに加えて、英語力、雑談力、ディベート力を身につける必要があると述べる。もちろん、身につけ方のヒントも掲載。
大学選びから大学での学び、友達づくり、仕事についての考え方、社会に出てから伸びる人材についてまで、充実した大学生活を送るアドバイスを多数収録。
受験を控える高校生はもちろん、大学に入ったばかりの一年生から就活生、将来を考える中学生にも役立つ1冊です!
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の永守重信氏は売上高1兆9千億円を誇る企業・日本電産の創業者にして経営トップ。この永守氏が今一番力を入れているのが、若手人材の育成、具体的には大学経営です。まず京都にある大学の理事長となり、名前も京都先端科学大学に変更。設備も中身も一新しました。この改革に私財200億円を投じています。なぜ、そこまでやるのか。それは日本電産に入社してくる有名大学卒業生の中に、商学部卒業でもバランスシートは読めない、工学部卒でも基本的なモーターの知識がないなど、即戦力にほど遠い人材を多数見てきたから。諸外国の一流大学出身者はそんなことはないとのこと。
この本では、永守氏が考える、大学の選び方、大学で必要な学びに加えて、
夢を持つことの大切さまで力説しています。読めば、誰でも勇気づけられ、前向きになれること、請け合いです!