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- 未来のカタチ
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新しい日本と日本人の選択
小学館新書 Sに6ー1
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784098253791
[BOOKデータベースより]
少子化が叫ばれて久しい。危機を認識しながら問題解決を先送りしてきた政治家や官僚たちには、もはや期待できない。そこで経済小説の第一人者、楡周平氏の提言する打開策が「ネスティング・ボックス」構想だ。子育て家庭に特化した、医療・保育・教育施設やスーパー等を併設する巨大集合住宅のコミュニティを造り、一番下の子の義務教育が終了するまで無料で住めるようにする―。その他にもウィズ・コロナ時代のビジネスヒントが満載!これからの日本人に価値観の大転換を促す警世の書です。
第1章 外国人移民は人口減少対策にはならない(日本は魅力的な国なのか;日本への移住を望む外国人の動機とは? ほか)
第2章 不確実性に拍車がかかる時代(医師も決して安泰ではない;大企業への就職はリスクの高い選択 ほか)
第3章 少子化を打開する「ネスティング・ボックス」構想(30〜40代にのしかかる住宅ローンと教育費;子供が増えれば長く住める「ネスティング・ボックス」構想 ほか)
第4章 新型コロナウイルスで一変した日本社会(コロナ禍で露呈した一極集中社会の脆さ;地方の方が東京より災害に強い!? ほか)
第5章 地方の過疎高齢化はビジネスチャンス(ウィズ・コロナ時代に激変する不動産ビジネス;テレワーク従事者に特化した賃貸ビジネス ほか)
少子高齢化、地方過疎化の打開策を大提言!
企業・ビジネス小説の第一人者、楡周平氏が新しい時代の日本と日本人に提言する「ニッポン改造論」。
日本社会や企業が近未来に直面する問題点を見据える楡氏の作品は、緻密な取材・データ・ファクトに裏付けられ、その先見性には定評があります。
TVドラマ化された小説『プラチナタウン』は、地方の広大な遊休地にリタイア世代のためのテーマパークタウンをつくる物語ですが、過疎高齢化の実現能な解決策として大きな反響を呼びました。当時、地方創生大臣だった石破茂氏に、伊吹文明氏(元衆院議長)が必読書として薦めたことでも有名です。
本作品は、少子高齢社会とコロナ禍に直面する日本人が、真っ先に取り組むべき打開策を提示します。
出色は、「ネスティング・ボックス」構想。子育て世代をターゲットに、「一番下の子」の義務教育が終了するまで低家賃でタワーマンションに住めるようにする。医療・保育施設も併設することで、仕事と子育てを両立させやすくするコミュニティをつくるものです。
その他、「コロナ禍で激変する産業構造」「外国人労働者の激増と日本語の危機」「教育」などをテーマに、これからの日本人に価値観の大転換を促す警世の書です。