[BOOKデータベースより]
中高年層の悩みは多い。自身の健康、親の介護、子供の自立、そして年金だけでは足りないといわれる老後の資金…。一方、長年勤めた職場では、出世の限界が見えてくる。「役職定年」で退職前に管理職を解かれれば、精神的・経済的打撃は甚大だ。とはいえ、嘆いてばかりはいられない。人生はまだまだ折り返し地点。逆境こそは自分を磨く好機と捉え、後半戦での飛躍に備えるべし。中国明代に書かれ、日本のリーダーたちに座右の書として愛されてきた処世術の名著「菜根譚」に、この先の生き方を学ぶ。
第1章 五十代は苦難のとき 逆境を乗り越える力
第2章 人生後半戦 驕らず、腐らず生きる知恵
第3章 脱・肩書き 人付き合いの極意
第4章 生老病死の悩みから解放 自分を磨く術
第5章 恐怖の老後貧乏 足るを知る心の備え
第6章 ゆたかに生きる 幸せの見つけ方
各界リーダーがバイブルとした中国古典の術
昔は「不惑の四十、知命の五十」と言われたが、今はいくつになってもなかなか心の平安が訪れない。それどころか、年を重ねるごとに悩みの種はどんどん増えていくようだ。大企業の安定神話は崩壊し、今やどんなに立派な会社に就職しても一生安泰とはいかなくなった。40代、50代を襲うリストラの嵐、会社員人生の終盤に訪れる役職定年の恐怖。家のローンや子供の学費を抱え、経済的には現役であることを求められながら、組織の中では用済み要員のごとく扱われる悲哀。そうまでして頑張った挙句の熟年離婚。さらに、避けては通れない親の介護に加え、年金だけでは足りないといわれる老後の資金。そんな悩み多き時代を少しでも楽しく生きていくために、中国処世訓の名著『菜根譚』を現代向けの指南書として再編。
にっちもさっちもいかない状況も、心の持ち方ひとつでガラリと景色が変わって見える。逆境こそが飛躍へのチャンス。人生100年時代であれば、定年後にもう一花咲かせることも不可能ではない。後半生に向けて自分をどう磨いていくか。人間関係をどう築いていくか。第二の人生を花開かせる心構えとは……。先人たちも糧とした処世の知恵に学びたい。
【編集担当からのおすすめ情報】
『菜根譚』は中国明代に洪自誠によって著された処世訓の名著です。松下幸之助、五島慶太、田中角栄、川上哲治、吉川英治など、各界のリーダーや名経営者たちが、こぞって座右の書としてきました。最近では、野村克也元監督や、SBIホールディングスの北尾吉孝CEOをはじめ、興福寺貫首の多川俊映師も、何度でも読み返す価値のある本として、「無人島に持っていきたい一冊」に挙げています。タイトルの意味は、「菜根は堅くて筋が多い。これをかみしめてこそものの真の味わいがわかる」というもの。読む人の境遇に応じてさまざまな助言を与えてくれる味わい深い教えが詰まっています。
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