重要ゴールデンウイークの営業についてのご案内

本屋大賞
メディア化情報

本屋大賞

メディア化情報

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実

在庫状況:品切れのためご注文いただけません
公器の幻影

小学館文庫 あ35ー1

小学館
芦崎笙 

価格
715円(本体650円+税)
発行年月
2016年12月
判型
文庫
ISBN
9784094063790

入荷お知らせ希望に登録

欲しいものリストに追加する

現役の財務省官僚作家が描くメディアの裏側

地方紙から中央紙「東西新聞」に移った鹿島謙吾には野心があり、いつの日か自分が書いた記事で政治家の「首」を取ることを、新聞記者としての目標としていた。中国の西安で死刑囚の臓器が金銭絡みで日本人患者に移植されているという事実を鹿島は突き止め記事にするが、中国政府は強く反発し、日本国内でも臓器提供の要件緩和を目指す法案が動き出す。臓器移植法案を政争の具として蠢く政治家たち。鹿島はさらに脳死判定におけるデータ改竄と政治家たちの違法献金を追うが、それを公にすることは移植手術を待つ患者たちの希望を打ち砕くことにもなってしまう。正義か、信条か、功名心か、揺れ動く鹿島の決断は……。
著者は「スコールの夜」で第5回日経小説大賞を受賞して話題を集めた現役財務省キャリア官僚・芦崎笙氏。受賞作では大手都市銀行初の女性管理職に抜擢されたヒロインの苦闘を描き金融界の深層に迫ったが、本作で選んだテーマは政治をも動かす巨大メディアでの新聞。政治家の「首」を狙う野心溢れる新聞記者の生き方を通して、公器(マスコミ)とは何かを問いかける。


【編集担当からのおすすめ情報】
新聞記者の経験をまったく持たない著者が、ここまで複雑な記者の内面に踏み込めるとは、驚きです。圧倒的な筆力と密度濃い情報量で展開される読み応え充分の本格小説。巻末解説はジャーナリストで元「朝日新聞」編集局長の外岡秀俊氏。「新聞社は、ジャーナリスト個人の集合体である。しかし実際は、他の企業と同じく『組織』の側面をもっている。多くの『警察小説』や『新聞記者物』は、そうした組織と個人の葛藤に焦点を合わせる。ただ、『公器の幻影』がふつうの『新聞記者物』と違うのは、報道機関の使命そのものを、正面から問う作品になっている点だ」(巻末解説より)

内容情報
[BOOKデータベースより]

地方紙から全国紙に転職を果たした鹿島謙吾には密かな野心があった。いつの日か自分が書いた記事で、政治家を辞任に追い込むことを、新聞記者としての目標としていた。中国で死刑囚の臓器が金銭絡みで日本人患者に移植されているという事実を、鹿島は記事にするが、中国政府は強く反発し、日本国内でも臓器提供の要件緩和を目指す法案が動き出す。法案を政争の具として蠢く政治家たち。鹿島はさらに脳死判定のデータ改竄と政治家たちの違法献金を追うが、それを公にすることは移植手術を待つ患者たちの希望を打ち砕くことにもなってしまう。鹿島の決断は…。

[日販商品データベースより]

現役の財務省官僚作家が描くメディアの裏側

地方紙から中央紙「東西新聞」に移った鹿島謙吾には野心があり、いつの日か自分が書いた記事で政治家の「首」を取ることを、新聞記者としての目標としていた。中国の西安で死刑囚の臓器が金銭絡みで日本人患者に移植されているという事実を鹿島は突き止め記事にするが、中国政府は強く反発し、日本国内でも臓器提供の要件緩和を目指す法案が動き出す。臓器移植法案を政争の具として蠢く政治家たち。鹿島はさらに脳死判定におけるデータ改竄と政治家たちの違法献金を追うが、それを公にすることは移植手術を待つ患者たちの希望を打ち砕くことにもなってしまう。正義か、信条か、功名心か、揺れ動く鹿島の決断は……。
著者は「スコールの夜」で第5回日経小説大賞を受賞して話題を集めた現役財務省キャリア官僚・芦崎笙氏。受賞作では大手都市銀行初の女性管理職に抜擢されたヒロインの苦闘を描き金融界の深層に迫ったが、本作で選んだテーマは政治をも動かす巨大メディアでの新聞。政治家の「首」を狙う野心溢れる新聞記者の生き方を通して、公器(マスコミ)とは何かを問いかける。


【編集担当からのおすすめ情報】
新聞記者の経験をまったく持たない著者が、ここまで複雑な記者の内面に踏み込めるとは、驚きです。圧倒的な筆力と密度濃い情報量で展開される読み応え充分の本格小説。巻末解説はジャーナリストで元「朝日新聞」編集局長の外岡秀俊氏。「新聞社は、ジャーナリスト個人の集合体である。しかし実際は、他の企業と同じく『組織』の側面をもっている。多くの『警察小説』や『新聞記者物』は、そうした組織と個人の葛藤に焦点を合わせる。ただ、『公器の幻影』がふつうの『新聞記者物』と違うのは、報道機関の使命そのものを、正面から問う作品になっている点だ」(巻末解説より)



ユーザーレビュー

この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。

レビューを評価するにはログインが必要です。

この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

レビューを書く

本好きのためのオンライン書店

Honya Club.comへようこそ

Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営している
インターネット書店です。ご利用ガイドはこちら

  • サイトで注文&書店受け取り送料無料
  • 宅配なら2,000円以上で送料無料!
  • 予約も取り寄せも業界屈指の在庫量
  • 外出先でも検索や購入がカンタン!
新規会員登録   初めての方はこちら

ちょっと贅沢なおうち時間

最近チェックした商品
  • 1位

    火花

    火花

    又吉直樹 

    価格:1,320円(本体1,200円+税)

    【2015年03月発売】

  • Honya Clubカード
    • Honya Club とは
      Honya Clubはお得な「本のポイントサービス」です。ご入会いただいたお客様には特典が盛りだくさん!お近くのHonyaClub加盟書店でご入会、ご利用いただけます。
      Honya Club加盟書店は店舗一覧にてご確認ください。Honya Club加盟店アイコンのマークが目印です。
      HonyaClub会員規約
      個人情報の取扱いに関する規程
      ※上記は加盟書店店頭で使用できるHonyaClubカードの規約です。

    • Honya Club 公式アカウント facebookファンページ Twitterアカウント LINE@アカウント