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- 巨象再建
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出向行員・遠藤龍介
小学館文庫 な19ー3
- 価格
- 891円(本体810円+税)
- 発行年月
- 2017年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094062618
[BOOKデータベースより]
日本初の公営カジノが誕生して半年。カジノは、中毒者の自殺をきっかけに経営難に陥っていた。立て直しに銀行マン・遠藤龍介が呼び出される。出資元でカジノのオペレーション担当のアメリカ企業は、四か月で黒字化しろと言ってきた。カジノを誘致した岸田知事、副知事の子息内山達哉、部下の長岡と改革を進める龍介。内山とは大学の同窓、かつて内山の妻亜津子を巡って争った仲で、亜津子もカジノ再建に関わっていた。脅迫状や密告、龍介を尾行する謎の「目」を気にしながら、徐々に黒字化に近づいていたのだが、裏で大規模な犯罪が…。二転三転の経済小説!
[日販商品データベースより]銀行マンは経営危機のカジノを救えるのか。
日本初の公営カジノ第1号が誕生して半年。カジノ中毒者の自殺をきっかけに、早くも経営難に陥っていた。そこにカジノ立ち上げ時のスタッフだったアメリカの銀行マン・遠藤龍介が呼び出され、経営立て直しと出資先でカジノのオペレーションを委託しているアメリカ企業との交渉窓口を任される。そのセブンヒルズカジノは、4か月で黒字化できなければ株主としてアクションを起こすと言ってきた。
M県に誘致した立役者の岸田知事、副知事の子息内山達哉らと意見を交わし、部下の長岡と現状の洗い直しを進める龍介。内山と龍介は大学の同窓で、かつて内山の妻亜津子をめぐって争った仲だった。亜津子も、銀行からの出向社員としてカジノ再建に関わっていた。
カジノの敷居を低くするための方策を考えるとともに、1回の滞在で数千万円を賭ける世界中のハイローラー(ヘビープレーヤー)をどう開拓するのか。
龍介に届く脅迫状や密告、龍介を尾行している謎の「目」を気にしながら、さまざまな試みが功を奏し、徐々に黒字化に近づいていたのだが、一方で大がかりな犯罪が進行していた…。
いくつものどんでん返しが待ち受ける、サスペンス感満載の経済小説!
【編集担当からのおすすめ情報】
本書には、ラスベガスに20年在住している著者だからこそ描ける、国際基準のカジノの実態や課題が浮き彫りにされています。また、恋愛小説やギャンブル小説としても楽しめる、良質なエンターテインメント作品になっています。日経小説大賞受賞作家による渾身のヒューマンドラマです。解説は、文芸評論家の細谷正充さんです。
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