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- 人間の値打ち
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087210033
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[BOOKデータベースより]
格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている。上司からパワハラをされ、うつ病や自殺に追い込まれる若者もいる。そして、一部の勝ち組だけが、大きな顔をしている。本書は、諏訪中央病院での地域医療や東日本大震災の被災地支援、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じて、長年、限界状況に置かれた人々の病苦にむきあってきた鎌田医師が、混迷の時代に、ますます見えにくくなってきた“人間”を、根底から問い直した一冊である。―著者が提示する、人間の値打ちを決める七つの「カタマリ」とは何か?
第1章 人間の「値段」と「価値」について―広がる格差のなかで生きなければならない現代。人間の「値段」にも格差があるかもしれない。だが、人間の「価値」はそれとは違う次元にある。(人間の値打ちは一定ではない;お金も大切だけどほかにも大切なモノがある ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「働くこと」「愛すること」と「生きる価値」―自分の存在価値を見失ったとき、「働くこと」「愛すること」のふたつが生きる意味を教えてくれる。(「働くこと」「愛すること」が人間の価値を決める;電通の何が問題か ほか)
第3章 困難なときに現れる人間の「値打ち」―厳しい状況に陥ったからといって「もうダメだ」と絶望してはいけない。そこから這い上がるときに「人間の値打ち」が出てくる。(「再び立ち上がる勇気」の奮い立たせ方;コンテナに住んでいても値打ちのある生き方をする ほか)
第4章 人間の「価値」ってなんだろう―人間は内に善も悪も秘めた存在。そんな人間の、「価値」とは何かを考えた。それぞれの「多様性」を認める「寛容」さだ。(ノーベル賞作家が語った「人間らしさ」;悪魔と天使が共存するイキモノ、人間 ほか)
第5章 自分の「価値」を決められるのは人間だけ―人間の「価値」は変わるからおもしろい。固定観念から離れて、自分で自分の「価値」を見つけよう。(「服従」は人間の値打ちを下げる;「部屋のなかに象がいるぞ」と言う勇気 ほか)
お金では買えない価値がある。それが、人間なんだ。
―――人間の値打ちを決める7つの「知恵=カタマリ」とは?
格差社会の中で、自分には生きる価値がないと思わされている人たちが増えている。あるいは、上司からパワハラをされ、うつ病や自殺に追い込まれる若者もいる。そして、一部の勝ち組だけが、大きな顔をしている――。
本書は、諏訪中央病院での地域医療や東日本大震災の被災地支援、ベラルーシやイラクにおける国際支援を通じて、長年、限界状況に置かれた人々の病苦にむきあってきた鎌田医師が、混迷の時代に、ますます見えにくくなってきた“人間”を、根底から問い直した一冊です。
近年では、『〇に近い△を生きる』や『下りのなかで上りを生きる』など、新書の世界で新たな読者層を獲得してきた著者が、『病院なんか嫌いだ』以来、14年ぶりに集英社新書レーベルに帰ってきました。
ご注目下さい!
生きている限り、手遅れはない――。
稼ぐ力は人間の値打ちに関係はしているが、「それだけではない何か」を、きちんと言葉にしたい、と思った。 本文より
◎人間の値打ちを決める7つの「知恵=カタマリ」
その1・空気に流されない生き方
その2・人生を楽しむ力
その3・愛と死
その4・破壊力
その5・稼ぐ力
その6・別解力
その7・孤独を怖がらない力