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- 官能小説の奥義
-
- 価格
- 755円(本体686円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087204100
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[BOOKデータベースより]
官能小説とは、一体何なのか。世には渡辺淳一の『失楽園』や『愛の流刑地』があり、高橋源一郎にはそのものズバリの『官能小説家』という作品がある。また、平野啓一郎の『高瀬川』や重松清の『愛妻日記』は十分に濃厚なエロスに満ちている。しかし彼らの作品を、官能小説とは呼ばない。官能小説とは、読者の淫心をひたすら刺激するために、官能小説家たちが独自の官能表現を磨き、競い合ってきたものである。その精魂傾けた足跡をたどり、日本語の豊饒の世界を堪能する。
序章 官能小説の文体の歴史
[日販商品データベースより]第1章 性器描写の工夫
第2章 性交描写の方法
第3章 フェティシズムの分類
第4章 ストーリー展開の技術
第5章 官能小説の書き方十か条
官能小説とは、読者の淫心をひたすら刺激するために、官能小説家たちが独自の官能表現を磨き、競い合ってきたもの。斯界の書評家が数々の文例を通して、その独特かつ豊饒な日本語の世界を紹介する。