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講談社文芸文庫 おO7
講談社 大岡信
点
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたきこむ努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大出来るか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
現代詩試論(現代詩試論;詩の必要;詩の条件;詩の構造;新しさについて―『地球詩集』の周辺;詩観について;純粋について)詩人の設計図(詩人の設計図―現代詩はなにをめざすか;鮎川信夫ノート;メタフォアをめぐる一考察―詩の方法の問題;中原中也論―宿命的なうた;小野十三郎論―歌・批評・リズム;立原道造論―さまよいと決意;エリュアール論;パウル・クレー―線と胚種;シュペルヴィエル論;シュルレアリスム―ひとつの視点;自働記述の諸相―困難な自由)
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。多彩で果敢な評論の出発点『現代詩試論』、初の文庫化。<内容紹介>「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。二〇一七年四月五日、大岡信が永眠した。(中略)ランボー以降、あるいは中原以降、詩人は早熟と相場が決まっているが、それにしても、若き大岡の評価を決定したのは批評であって、その批評たるや、率直に述べてほとんど老成していると形容したくなるほど、完成されているのだ。しかも、文体はあくまでも若若しく新鮮なのである。詩壇が驚倒したのも無理はない。―三浦雅士「解説」より
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたきこむ努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大出来るか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
現代詩試論(現代詩試論;詩の必要;詩の条件;詩の構造;新しさについて―『地球詩集』の周辺;詩観について;純粋について)
[日販商品データベースより]詩人の設計図(詩人の設計図―現代詩はなにをめざすか;鮎川信夫ノート;メタフォアをめぐる一考察―詩の方法の問題;中原中也論―宿命的なうた;小野十三郎論―歌・批評・リズム;立原道造論―さまよいと決意;エリュアール論;パウル・クレー―線と胚種;シュペルヴィエル論;シュルレアリスム―ひとつの視点;自働記述の諸相―困難な自由)
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
多彩で果敢な評論の出発点『現代詩試論』、初の文庫化。
<内容紹介>
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたき込む努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大できるか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
二〇一七年四月五日、大岡信が永眠した。(中略)ランボー以降、あるいは中原以降、詩人は早熟と相場が決まっているが、それにしても、若き大岡の評価を決定したのは批評であって、その批評たるや、率直に述べてほとんど老成していると形容したくなるほど、完成されているのだ。しかも、文体はあくまでも若若しく新鮮なのである。詩壇が驚倒したのも無理はない。
―三浦雅士「解説」より