- 王城の護衛者 新装版
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062758338
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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以蔵の悲しい人生
江戸時代の短編集。「王城の護衛者」は松平容保、会津藩主の半生記。将軍を支えたが不運の人生が描かれている。「加茂の水」は岩倉具視の参謀、玉松操の半生記。以前にも他の著者の作品で読んだが、今回で印象を濃くした。以下に主人公無くしては岩倉が謀略できなかったかということがよく分かった。「鬼謀の人」は大村益次郎の半生記。花神で読んだので頭の整理になった。「英雄児」は河合継之助の半生記。峠で読んだが、ちょっと後半の戦闘状況が簡単になり過ぎているせいか多少ギャップを持った。「人斬り以蔵」は、大河ドラマ「龍馬伝」で出てきたイメージがあったが、暗殺者の最後は悲惨だ。生まれた環境が悪く悪かったのだろうが、師匠の武市半平太も悪い。悲しい人生だ。だた、坂本龍馬に頼まれて、幕末の偉人、勝海舟を守ったことは大きな貢献だった。
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HonyaClub.comアンケート
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
短編集ですが、この中の「鬼謀の人」がおすすめです。大村益次郎の半生とひととなりを簡潔におっていて、もっと彼のことを知りたくなります。(elm/女性/40代)
[BOOKデータベースより]
薩長両藩が暗躍し、攘夷派の浪士たちが横行する、無政府状態に近い幕末の京。新たに京都守護職を命じられた会津の青年藩主・松平容保は、藩兵千人を率い、王城の護衛者として治安回復に乗り出すが、複雑怪奇な政治の術数に翻弄され…。表題作の他に、「加茂の水」「鬼謀の人」「英雄児」「人斬り以蔵」を収録。