- 儒教と中国
-
「二千年の正統思想」の起源
講談社選書メチエ 481
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2010年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062584821
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[BOOKデータベースより]
儒教が「国教」となったのはいつか。皇帝と天子は同じものか。曹操はなぜ文学を称揚したか。諸葛亮は何を守ろうとしたのか。「竹林の七賢」は何に抵抗したか。国家の正統性を主張し、統治制度や世界観の裏づけとなる「正統思想」の意置に儒教が上り、その思想内容が変転していく様を、体系性と神秘思想の鄭玄、合理性と現実主義の王粛、光武帝、王莽、曹操や諸葛亮など、多彩な人物を軸にして、「漢」の成立と衰退、三国、魏晉時代の歴史を交えながら描き出す。
序章 二千年の正統思想
[日販商品データベースより]第1章 権力に擦り寄る儒者
第2章 中国の原基
第3章 後漢の衰退と聖漢へのまなざし
第4章 時務を知る―『三国志』の時代と儒教
第5章 曲学阿世―抵抗する竹林の七賢
第6章 「儒教国家」の再編と限界
終章 「古典中国」の二つの「儒教国家」
国家の正統性を主張し、統治制度や世界観の裏付けとなる「正統思想」。その位置に儒教が上り、その思想内容が変転していく様を、多彩な人物を軸に、「漢」の成立と衰退、三国、魏晉時代の歴史を交えて描き出す。