- がんばれヘンリーくん 改訂新版
-
Henry Huggins.
Gakken
ベヴァリー・クリアリー 松岡享子 ルイス・ダーリング- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2007年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784052026614
[BOOKデータベースより]
ヘンリーくんは小学三年生。どこにでもいる、ごくふつうの男の子です。ある日、街角でやせこけた犬を拾い、こっそりバスに乗せて家までつれて帰ろうとしましたが、とちゅうで犬があばれだして大さわぎに…。それいらい、ヘンリーくんのまわりでは、次つぎにゆかいな事件がおこります。小学校中学年から。
[日販商品データベースより]ヘンリーくんは小学3年生。どこにでもいるごくふつうの男の子です。ある日、街角でやせこけた犬を拾いこっそりバスに乗せて帰ろうとしたら、とちゅうで犬が大あばれ。それ以来、ヘンリーくんのまわりには、つぎつぎにゆかいなドタバタがおこります!
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この本は、児童書です。
主人公のヘンリーは小学校3年生なので、一人で読むなら2、3年生くらいからが、共感できでベストかもしれません。
元々名前は知っている本でしたが、私は、子供時代読んだことはありませんでした。
けれども、先日参加させてもらった講習会で、講師の先生がこの本を絶賛してらして、かいつまんであらすじを聞いたら、読みたくて読みたくて、探してきました。
で、自分一人で読んではもったいないと思ったので、児童書でしたが、子どもたちに寝る前の本として読み語ってみました。
まず、読んだのは、第1話の「ヘンリーとアバラー」。この、アバラーっていうのは、ヘンリーが町で出会ったノラ犬でしたが、このお話でヘンリーが飼うことになります。
でね。この「ヘンリーとアバラー」を読むと、犬を飼うってことは、楽しいけれど大変なんだってことが、よーく伝わってきます。
うちの子たちは、最初「長そうなお話だなぁ」とばかりに、好き勝手なことをしていたのですが、それでも構わず読み続けていると、聞き耳を立ててクスクス笑いだし、物語が進んでヘンリーがアバラーをバスに乗せるために、いろいろ格闘するシーンにいたっては、絵なんか描いてないのに、身を乗り出して後ろから本を覗くあり様。
本書のヘンリーとアバラーの騒動にも笑え、子どもたちの態度にも笑いながら、一気に第1話を30分くらいで読み終えると、もう寝る時間なのに、二人して本を取り合ってけんか。
(ちなみにお姉ちゃんはもう今年で中2です…)
日本での初版は1968年と、大変古いお話ですが、今の子どもたちにも通じるところがたくさんあり、大変面白い作品です。
小学校中学年くらいのお子さんがいらっしゃったら、ぜひ薦めてほしい。出来たら、一緒に読み語りしてあげて欲しいお話です。
なぜって、声に出して読んであげると、素晴らしい作品は絵がなくても情景が頭に描き出されて、とても楽しくなるんです。
一度やってみてください!(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子13歳、女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】