[日販商品データベースより]
ある日、大きな木が僕に話しかけてきた。「やあジョニー、もうすぐ私達の仲間が生まれるんだ。力になってやってくれないか」。そうか僕は役に立っているんだ…。ものや生命の大切さを人間以外の視点から描くお話。
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えっ!めざし?
めだかじゃないの?
『めざしのジョニー』って何よ?
と、手にとった本です。
魚が主人公。
海を泳いでいたら、網に引っかかって。
干されて、焼かれて…。
続きます、めざしくんの一生が。
始めは、親子でニカニカして読んでいましたが、後半は、「んーーー。」と考えさせられました。
途中、食物連鎖の話かとも思いましたが、もっと深かった。
この世に命を与えられたものが、その命を全うするということの意味が書かれていました。
皆無限の可能性を持ち、必ず誰か何かの力(役に立つ事)になることを喜びとし生きていると言うことを、再確認できる内容でした。
作者の福角先生は、脳性麻痺の障害と共に生きてこられた方だそうです。
ご自分の最も苦手とされる“語り部”の世界へ勇気をもって飛び込まれ、ご自分の自信に変えられたご経験が、この作品として結晶化していると思いました。
大人の方にも読んで頂きたい作品です。
食卓に焼き魚が並んだ日、「グリルの中は大丈夫だろうね。」と母に不信の目を向ける息子でした。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】