[BOOKデータベースより]
ある日、男がいちばへうまを買いにいきました。そこで買わされたもの―それは、うまのたまご(?!)でした。さて、そのたまごからかえったのは…。
[日販商品データベースより]ある日、男が市場へ馬を買いに行った。ところが、そこで買わされたものは、馬の卵だという大きなかぼちゃ。さて、その卵からかえったのは…。次から次へと動物たちが登場する奇想天外な物語。
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価格:495円(本体450円+税)
【2007年12月発売】
ことわざにもなっているベンガル地方の民話だそうです。
ダーという名のぐうたら男が主人公です。
ダーは楽をしたいと、市場で馬を買おうとするのです。
そこで、悪徳商人に言いくるめられて買わされたのが、「馬の卵」。
じつはかぼちゃなのですが、すっかり信じ込んだダーは、
持ち帰る途中、卵がかえったと勘違い、その場から逃げる動物たちを
次々と追いかけるのですね。
しかも、それぞれ隠れた場所で、違う動物とすり替わってしまい、
最後にはトラになってしまうところは、やはりベンガルですね。
テンポの速い展開はまるで落語です。
オチのセリフも巧いです。
とにかく、勘違いとはいえ、足の速い馬を追いかけるという前提なので、
スリリングな様子につい乗せられてしまいます。
絵もユーモアたっぷり、臨場感も伝わってきます。
「まゆつば」に近いこのことわざ、興味深いですね。
幼稚園児くらいから、楽しめると思います。(レイラさん 40代・兵庫県 男の子20歳、男の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】