[BOOKデータベースより]
ほかに生きていくてだてを持たぬがために、しかたなく熊を殺して生計をたてていた熊うちの名人が、やはり、人を殺したくて殺すのではない熊のために命をおとします。人間世界を修羅と見て、その克服を求めた賢治のこれは未完成ながら名作の一つ。これを、数10種類の木の肌合いと木目とを選んで絵の各部分をかたぬきし、組み合わせていく中村道雄独得の手法の“組み木絵”で絵本化。
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生きる為、仕方なく熊を殺して生計を立てる主人公。熊撃ちの名手なのですが、そんな主人公も街に出て撃った熊の皮を庄屋に売る時には、庄屋の言い値でしか売れず惨めな思いをし、なんとも人生の厳しさを描いているなぁと思いました。読みやすくする為に句読点を追加したりする以外は原文のままなので、宮沢賢治の読みづらさを感じられつつも、話のあらすじを理解出来る文章だと思います。(くりこきなこさん 30代・愛知県 男の子5歳、男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】