[BOOKデータベースより]
「文字盤」を知っていますか?口で話したり、手を動かしたりすることの難しい人が、目で言葉を発するための道具です。この本は全篇、その文字盤をつかって、目で書かれました。聾学校の教師から、ドイツ語の翻訳者へ、そして難病ALSを発症し、音声言語をうしなうまで―。一貫して言葉の問題にかかわり続けてきた著者が、病を得て、今あらためて思うこととは?話すことに悩みをもつ、すべての人々へ贈るメッセージ。中学生から一般向け。
1章 ALSってどんな病気?
2章 言葉の障害との出会い―学生時代と日本聾話学校勤務時代
3章 ドイツ語との出会い―スイス・チューリヒ滞在時代から翻訳者になるまで
4章 ようこそ、文字盤の世界へ
5章 文字盤をとおして考える「コミュニケーション力」
6章 もう一度、「言葉が人間を人間にする」って?
話せるということがどれほど贅沢か、知っているか。難病ALSによって身体の自由をうばわれた著者が、文字盤をつかい、目の動きだけで書きあげた渾身のメッセージ。今、改めて言葉の意味を問う1冊。
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話せるってことがどれほど贅沢か、知っていますか。全身の筋肉が動かなくなる難病ALSを発症した著者が問いかける「人間にとって言葉とは?」