[BOOKデータベースより]
俊介の受験が終わり、中学校生活もあとわずかの冬。夏菜は、小さな男の子の幽霊と出会う。ふだんなら、(あちら側の者たち)とはかかわらないようにする夏菜だったが、その子のことは、なぜか気になってしかたがない…。小学校高学年から。
[日販商品データベースより]受験も終わった冬、夏菜は町で何度も見かける幼い男の子の幽霊のことが気になってしかたない…。別れの季節の少し切ないミステリー。霊能力者の少女・夏菜と警察官の息子・俊介のコンビが活躍する、シリーズ完結編。
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下の子が大好きな『ミス・カナ』シリーズの第4巻です。
この本が出たのは真冬ですが、いろいろ忙しくてやっと今頃読みました。
この物語は、ちゃんと主人公たちの時間が動いているところが私は好きです。
物語は2月頃の話で、カナのボーイフレンドの俊ちゃんはエスカレーター式の学校を出て、進学校を受験、見事合格するところから始まります。
二人の仲が学生らしく、ちょっとずつ大切な存在になっていく感じがさり気なく描かれているところが好きです。
見たくない・関わりたくないんだけど、体質なのか幽霊に遭遇してしまいやすいカナを、
俊ちゃんは特別視するでなく、上手にフォローしてくれます。
うちの子は、カナと俊ちゃんの関係よりも、カナが幽霊を見てしまったことで発生する謎解き「事件」の方が興味があるみたい。
今回の「謎」は、野球に関係あることだったので、あまり野球には興味のない私も子どももいまいち盛り上がりませんでした。
でも、斉藤洋さんのテンポのいい文章と、個性豊かな登場人物の会話が楽しめました。
小学校高学年くらいから、中学・高校生くらいのお子さんたちにお薦めしたいシリーズです。
特に妖怪ものや、軽いタッチの謎解きが好きな人には面白いと思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】