[BOOKデータベースより]
たった一枚の絵をのこしてアウシュビッツで殺された子どもたち。収容所の中で、遊園地やサーカスの楽しい思い出の絵をかきのこしていた子どもたち。この本は、生きのこった子どもたちに取材して書かれたものです。小学中級〜大人まで。
1 アウシュビッツで殺された子どもたちの絵
2 ユダヤ人のしるし「ダビデの星」
3 ヒトラーの「ユダヤ人絶滅計画」
4 ラーヤの家に「よびだし状」が…
5 テレジン収容所へ
6 「東」へ行く貨物列車
7 あしたはきっとよい日がくる―フリードル先生の教育
8 「収容所は天国です」といううそ
9 みんな行ってしまった
10 「殺人工場」アウシュビッツ
11 「あなた方は自由です」―テレジン収容所の解放
12 のこされた4千枚の絵
13 テレジンの子どもたちからの贈り物
ポーランドの静かな田園地帯アウシュビッツ。
第二次世界大戦中にあった強制収容所。
胸が痛くなる現実がそこにはありました。
人種差別の中に確かにいた子供たち。
アウシュヴィッツに来る前のテレジン収容所にいた多くのユダヤ人子供達は小さな画家だったのです。
この子達の命を決して無駄にしないために私たちができること、今を生きる子供達に考えてほしいです。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】