- バンブルアーディ
-
BumbleーArdy.
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784033286105
[BOOKデータベースより]
生まれてから一度も誕生日を祝ってもらえなかった主人公に贈ったラストシーンがあたたかく胸をうつ。30年ぶりにセンダック自らが作絵を手がけ、その死の前年に発表された、センダックにとって生前最後の絵本。5歳から。
[日販商品データベースより]生まれてから一度も誕生日を祝ってもらったことのないブタの男の子、バンブルアーディは、両親をなくして、おばさんのアデリーンにひきとられた。9歳の誕生日を初めて祝ってもらったバンブルは…。
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バンブルアーディは、生まれてから一度も誕生日のお祝いをしてもらったことがない、豚の男の子です。1歳の誕生日は何もなし。2、3、4歳は忘れられ、5、6、7歳も何もなし。8歳のときにはパパとママが豚肉にされちゃって……。すてきなアデリーンおばさんが、甥っ子バンブルをひきとった。それで、とうとう9歳ではじめてお祝いをしてもらうことになりました!「ね、わるくないはなしでしょ?」ケーキも、プレゼントももらうバンブルアーディ。「わるくないどころか、これってさいこう!」嬉しいバンブルアーディは、誕生日パーティにともだちを大勢呼びます。おばさんが仕事で家を出た直後に、変装したともだちが押し掛けてきて……おばさんの特製ジュースをがぶがぶ飲むわ、がつがつケーキを食べるわ、やりたい放題、どんちゃん騒ぎ!おばさん帰ってきたら、さあどうなる!?『かいじゅうたちのいるところ』『まよなかのだいどころ』など世界中にその作品を知られるモーリス・センダック。そのモーリス・センダックが30年ぶりに、自ら作絵を手がけた生前最後の絵本です。どんちゃん騒ぎのお祭り騒ぎの場面は、『かいじゅうたちのいるところ』のパレードの場面に通じるような最高の雰囲気!一方、バンブルのために急いで仕事を終えて帰って来たアデリーンおばさんの、怒りっぷりも見どころです。(親は、おばさんの気持ちがわかるかも?)最後は、軽やかであたたかいラストシーンが胸を打ちます。9年目ではじめてみんなに祝ってもらう誕生日パーティ。不思議なお祭り騒ぎは、とても21分間の出来事には思えません。子どもも大人も、迷い込みたくなるモーリス・センダックの世界。センダック作品おなじみの絵に描きこまれたセリフも、その魔法に一役買っているのかもしれません。絵のすみずみまで眺めて、存分に味わってください。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
よく見ると1ページ1ページ、いろいろこだわりを持って描かれていて、「絵」としての遊び心は満載です。
子ども向けの“絵本”としての作品というよりも、センダックのひとつの“芸術作品”の形だったのかなって、感じました。
ハロウィンのような奇抜な仮想だらけのページは見てるだけで楽しかったです。
だから、ストーリーといえるストーリーはなく、
その場その場の状況や絵を楽しむ絵本という気がしました。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子21歳、女の子16歳)
【情報提供・絵本ナビ】