- 俳句のユーモア
-
- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 2010年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006021764
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[BOOKデータベースより]
俳句はいろいろな読み方をしていい。秀れた俳句であればあるだけ、その句はユーモアを湛えている。作者の恣意性から生み出された五七五の音は、読者のいろいろな読みの場に出されることによって、作者の内を離れ、あらたな輝きを得ることになる。ネンテン先生が説く、俳句の楽しみ、その広がり。
第1章 俳句的発想(発句の自立まで;時代の詩歌としての俳諧 ほか)
第2章 口誦と片言(言葉の演技へ;片言の詩 ほか)
第3章 句会の文芸(共同の創造;自己を開く場)
第4章 ユーモアの詩(写生の力と技法;こわばりをほぐす)