- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 鏡が語る古代史
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004316640
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 漫画版日本の歴史 1
-
価格:715円(本体650円+税)
【2007年07月発売】
[BOOKデータベースより]
中国の皇帝が邪馬台国の卑弥呼に贈った「銅鏡百枚」。日用の化粧具のほか、結婚のしるし、護符、政権のプロパガンダなど、さまざまに用いられた古代の鏡は、どのようにつくられ使われてきたか。鏡づくりに情熱を注いだ工匠たちの営みに注目しつつ、図像や銘文を読み解くことから、驚くほど鮮やかに古代びとの姿がよみがえる。
第1章 鏡はどのように使われたか
第2章 人びとの心情を映す―前漢鏡に刻まれた楚歌
第3章 “プロパガンダ”としての鏡―儒家思想のひろがりと王莽の台頭
第4章 自立する鏡工たち―後漢前期に生まれた淮派
第5章 民間に題材を求めた画像鏡―江南における呉派の成立
第6章 幽玄なる神獣鏡の創作―四川における広漢派の成立
第7章 うつろう鏡工たち―東方にひろがる神獣鏡
第8章 政治に利用された鏡―「銅鏡百枚」の謎を解く