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- 白河夜船
-
- 価格
- 1,068円(本体971円+税)
- 発行年月
- 1989年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784828823065
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- 匿名希望
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夜の深さ
誰かの隣で眠るということは、本当はとてつもなく安心できて、贅沢な時間なのかもしれないと思いました。
[BOOKデータベースより]
ただひとつ、ずっとわかっていることは、この恋が淋しさに支えられているということだけだ。この光るように孤独な闇の中に2人でひっそりいることの、じんとしびれるような心地から立ち上がれずにいるのだ(「白河夜船」)。あの時、夜はうんと光っていた。永遠のように長く思えた。いつもいたずらな感じに目を光らせていた兄の向こうには、何か、はるかな景色が見えた(「夜と夜の旅人」)。また朝になってゼロになるまで、無限に映るこの夜景のにじむ感じがこんなにも美しいのを楽しんでいることができるなら、人の胸に必ずあるどうしようもない心のこりはその色どりにすぎなくても、全然構わない気がした(「ある体験」)。