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- マティスとルオー友情の手紙
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MatisseーRouault.
みすず書房
アンリ・マティス ジョルジュ・ルオー ジャクリーヌ・マンク 後藤新治 パナソニック汐留ミュージアム- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784622085645
[BOOKデータベースより]
気質も画風も好対照。そめゆえに惹かれ合い、ライバルとして高め合ってきたマティスとルオー。ふたりはパリ国立美術学校のギュスターヴ・モロー教室で出会って以来、マティスの死の直前まで50年にわたり手紙を交わし、家族ぐるみの交流をつづけた。恩師との思い出、フォーヴィスムの誕生、画商への愛憎、贋作騒動、「聖なる芸術」への熱情―ふたりの巨匠の創作の舞台裏。図版75点、詳細年譜、関連地図を収録。
1906‐07年 サロン・ドートンヌ事件
1930年 ふたりのマティス
1934年 画商との確執
1937‐38年 絵付けと舞台美術
1941年 占領地区と自由地区
1944年 解放前夜
1945年 ボノムという画家
1946年 「黒は色である」
1947年 ヴォラール裁判
1949年 聖なる芸術
1951年 古いなかンま
1952年 ユネスコ世界会議
1952−53年 最後の邂逅に向けて―マティスへの質問状
1954年 エピローグ
パリ国立美術学校で出会って以来、強い友情で結ばれていたマティスとルオー。半世紀にわたり交わされた手紙がここに明らかになる。美術史を語る貴重な資料。図版75点、詳細年譜、関連地図を収録。
ギュスターヴ・モローの絵画教室でともに学んで以来、互いを認め合い友情をはぐくんだマティスとルオー。約半世紀にわたり二人が交わした膨大な手紙のやりとりは、両大戦間期を経て、マティスが亡くなる前年の1953年まで続いた。まったく異なる気質ながら芸術的共感で結ばれ、それぞれ対照的な画風を確立してゆく二人の画家の人生を物語る美術史の貴重なドキュメント。