この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- コルシア書店の仲間たち
-
価格:583円(本体530円+税)
【1995年11月発売】
- コルシア書店の仲間たち
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2001年10月発売】
- 霧のむこうに住みたい
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2003年03月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
「ヴェネツィアの宿」はエッセーなのですが、小説よして読んでも違和感がありません。事実としてのストーリーが素晴らしいのです。そして、文章が美しい。須賀敦子さんの日本語が素晴らしいのです。この珠玉の日本語と言ってもよい文章に浸るために、僕は何回もこの本を読みました。誰もいない無人島で須賀敦子さんの文章を読んだら、これは本当に心にしみわたるだろうと思うのです。誰もいない無人島でこそ読んでみたい文章です。美しい日本語に浸ってみたい方には「ヴェネツィアの宿」はお勧めです。
[BOOKデータベースより]
ヴェネツィアのフェニーチェ劇場からオペラアリアが聴こえた夜に亡き父を思い出す表題作、フランスに留学した時に同室だったドイツ人の友人と30年ぶりに再会する「カティアが歩いた道」。人生の途上に現われて、また消えていった人々と織りなした様々なエピソードを美しい名文で綴る、どこか懐かしい物語12篇。
ヴェネツィアの宿
夏のおわり
寄宿学校
カラが咲く庭
夜半のうた声
大聖堂まで
レーニ街の家
白い方丈
カティアが歩いた道
旅のむこう
アスフォデロの野をわたって
オリエント・エクスプレス