[BOOKデータベースより]
伊豆・相模の地を平定した北条早雲の次なる策は、周辺諸国から領地を守る次世代の指導者たちを育てること。風間一族の少年・小太郎は学問の才を見出され、早雲の直弟子として日本最古の大学「足利学校」へ送り込まれた。若き日の山本勘助らと机を並べながら兵法・占術・陰陽道・医術・観天望気・軍陣の作法など、戦国大名のブレーン「軍配者」に必須の学問を修めた小太郎は、やがて戦場で友たちと再会する…。
[日販商品データベースより]戦を制するは武将にあらず。北条早雲に学問の才を見出された風間小太郎は、軍配者の養成機関・足利学校へ送り込まれ、若き日の山本勘助らと出会う…。書き下ろし戦国青春群像劇。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:4.7)
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でこ
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完徹一気読み。
若き才能の開花、良き友との出会いを経て、目指した場所へと辿り着く小太郎。
ポピュラーな「風魔小太郎」とは完全に別人だけれども、優しく賢明な軍配者としての彼に魅せられました。この作中では14歳から25歳までの姿しか描かれていないので、彼が更に成長し、友人達と戦場で相まみえる続編も!ぜひ一緒に読んでください!
それにしても戦の描写が良すぎて、驚くほど夢中になってしまった。
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ぽて
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面白かった
結構読みやすくて面白かった。
忍者じゃないピュアな小太郎が主人公。
欲を言えば、50pくらい増やして軍配者になった後の小太郎の活躍を痛快に書いて欲しかった。
続編(?)の信玄の軍配者どうしよっかな〜
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クレイトスさん
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読後が気持ちいい歴史小説
軍配者とは、戦全般について君主への助言を担当する専門家。軍事戦略や戦術だけでなく、占星術にも通じた能力が要求される、戦国時代ならではの国家の要職である。主人公・風間小太郎は、北条早雲に若くしてその才能を見出され、次代の北条家の軍配者・風摩小太郎となっていくのだが、本編はその成長過程の物語である。
小太郎は13歳から軍配者となるため、当時の最高学府足利学校に入学。そして、そこで生涯の友、そしてライバルとなる、四郎佐と冬之助に出会う。後にそれぞれ異なる主君に仕え、時には戦場で相対することにもなるのだが、足利学校で互いに切磋琢磨しあった彼らの絆は綻ぶことが無い。この彼らの絆が、とても爽やかに描かれており、戦記モノ的な歴史読物とは一風変わった作品に仕上がっている。歴史の基礎知識が少なくても、気持ちよく、しかもあっという間に読み進められるエンターテイメント読物として、お薦めの作品だと思う。
個人的には、「もう少し小太郎が一人前の軍配者として成長した姿の描写を読みたかったな・・・」と思ったが、続編となる『信玄の軍配者』、『謙信の軍配者』で再び出会う事ができた。こちら2作もぜひお薦めしたい。
[商品紹介]
戦を制するは武将にあらず。
伊豆・相模の地を平定した北条早雲に学問の才を見出された風間一族の少年・小太郎は、日本最古の大学、養成機関・足利学校へ送り込まれ、若き日の山本勘助らと出会う。兵法・占術・陰陽道・医術・観天望気・軍陣等、戦国大名のブレーン「軍配者」に必須の学問を修め、やがて戦場で友たちと再会する…。書き下ろし戦国青春群像劇。