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[BOOKデータベースより]
なにをやっても一定の振幅で収まってしまうのをふがいなく思わず、むしろその窮屈さに可能性を見いだし、夢想をゆだねてみること。正弦曲線とは、つまり、優雅な袋小路なのだ。言葉と暮らしをめぐる省察の連鎖。
優雅な袋小路―正弦曲線としての生
[日販商品データベースより]回転する世界の静止点で
絶対無比の曲線を見つめて
移動できない歩幅
沈没船とイルカ
楕円形の秘蹟
昼のパジャマ
曖昧な海に浮かぶふたつの島
畑のうえの上昇気流
風の接線〔ほか〕
速記者の静寂について、元興寺の瓦について、そして苛烈な「中庸」について…。すべてがどこかつながる、言葉と暮らしをめぐる省察。「婦人公論」に掲載された文章を単行本化。〈受賞情報〉読売文学賞随筆・紀行賞(第61回)