- 蒲団/重右衛門の最後 改版
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- 価格
- 605円(本体550円+税)
- 発行年月
- 2003年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101079011
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
田山花袋の布団はなんともこみ上げるヘンタイ感がたまらないです。それは気持ち悪いとかではなくただただ歪んだ感情をうまく書いていて読んでいて不思議な気持ちになります。そのような理由でおすすめです。また気軽に読める長さなのもおすすめの理由です。(たかちくわ/男性/30代)
[BOOKデータベースより]
蒲団に残るあのひとの匂いが恋しい―赤裸々な内面生活を大胆に告白して、自然主義文学のさきがけとなった記念碑的作品『蒲団』と、歪曲した人間性をもった藤田重右衛門を公然と殺害し、不起訴のうちに葬り去ってしまった信州の閉鎖性の強い村落を描いた『重右衛門の最後』とを収録。その新しい作風と旺盛な好奇心とナイーヴな感受性で若い明治日本の真率な精神の香気を伝える。