- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 沖縄アンダーグラウンド
-
売春街を生きた者たち
講談社
藤井誠二
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784065128275
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
金貸し
-
藤井邦夫
価格:792円(本体720円+税)
【2024年03月発売】
-
流人船
-
藤井邦夫
価格:847円(本体770円+税)
【2024年01月発売】
-
守り神
-
藤井邦夫
価格:781円(本体710円+税)
【2023年11月発売】
-
百鬼夜行
-
藤井邦夫
価格:748円(本体680円+税)
【2023年12月発売】
-
逃れ者
-
藤井邦夫
価格:847円(本体770円+税)
【2023年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
二〇一〇年を過ぎた頃、「沖縄の恥部」とまで言われた売春街が、官民一体となった「浄化」運動によって消滅した。著者はその前からこの街に入り、売春に従事する女性、風俗店経営者、ヤクザなどに綿密な取材を行い、街の内実や市民社会からの偏見の構造を明らかにしてゆく。また著者は、この街ができるまでの歴史を辿る。売春街は、敗戦直後から沖縄で頻発した米軍兵士による凄まじい暴行事件への対応策でもあった。それは米国占領下に置かれた沖縄の戦後史と切り離せない関係にあったのだ―。浄化運動で消された「売春街」を丹念にルポルタージュし、沖縄の「もう一つの戦後史」を描き出す類例のない労作!
序章 眩い街へ、妖しい光へ
[日販商品データベースより]第1章 消し去られた街、生の痕跡
第2章 変貌する夜に生きる者たち
第3章 闇社会の収奪システム
第4章 娼婦とヤクザと革命―幻の映画『モトシンカカランヌー』の「アケミ」を捜して
第5章 歴史の底に置かれた売春女性―佐木隆三が見た沖縄
第6章 「レイプの軍隊」と沖縄売春史
第7章 売春街の子どもたち
第8章 浄化の論理と、夜の身体と
終章 作家・沖山真知子の記憶
「特飲街」と呼ばれた売春の街、宜野湾市・真栄原新町。沖縄の戦後史の闇を妖しい光で照らし続け、浄化運動の波に消された街を活写した渾身のルポルタージュ。
「特飲街」と呼ばれた売春の街。沖縄の戦後史の闇を妖しい光で照らし続け、浄化運動の波に消された街を丹念に取材し、沖縄の「もうひとつの戦後史」を描き出す比類なきルポルタージュ――。2010年を過ぎたころ、「沖縄の恥部」とまで言われた売春街が、官民一体となった「浄化」運動によって消滅した。著者はその前からこの街に入り、売春に従事する女性、風俗店経営者、ヤクザなどに綿密な取材を行い、街の内実と市民社会からの偏見の構造を明らかにしていく。この街の歴史を辿ると、それは敗戦直後から沖縄で頻発した米軍兵士による凄まじい暴行事件への対応策でもあった。米軍占領下に置かれた沖縄の戦後史を、売春街に生きた者たちの肉声が描き出す。