- 女生徒 〔平成２１年〕改版
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- 価格
- 484円（本体440円＋税）
- 発行年月
- 2009年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041099155
[BOOKデータベースより]
「幸福は一夜おくれて来る。幸福は、―」。女性読者から送られてきた日記をもとに、ある女の子の、多感で透明な心情を綴った表題作。名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を、妻の告白を通して語る「きりぎりす」、情死した夫を引き取りに行く妻を描いた「おさん」など、太宰がもっとも得意とする女性の告白体小説の手法で書かれた秀作計１４篇を収録。作家の折々の心情が色濃く投影された、女の物語。
[日販商品データベースより]「幸福は一夜おくれて来る。幸福は――」多感な女子生徒の一日を描いた「女生徒」、情死した夫を引き取りに行く妻を描いた「おさん」など、女性の告白体小説の手法で書かれた14篇を収録。
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ユーザーレビュー （3件、平均スコア：5）
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ＨｏｎｙａＣｌｕｂ．ｃｏｍアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
太宰治の中でも、女性の視点から視た作品ばかりを集めた文庫です。(ほんや子／女性／４０代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 高校時代、ふと手にとり何気なく読みはじめたら、そこに自分がいた。太宰にはまる典型的なコースといえばそれまでですが、これほどまでに一人の作家の作品を読みあさったのは初めての体験でした。文庫本では飽き足らず、全集にまで手を出した高2の冬。そのきっかけを作ってくれた「女性徒」という作品は、今でも私のなかで燦然と輝く作品のひとつです。ある女性徒の一日を描いた短編ですが、その細かな心情の動きや思春期の不安や焦燥などが当時の私には自分のことのように感じられました。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 高校生のときに読んでイチコロになった、女性一人称で書かれた短編集です。寄り添うようにやさしいのに、寄りかかるとふらっといなくなる。あらら？と一人でこける痛さ。それがわたしの太宰です。
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高校生のときに読んでイチコロになった、女性一人称で書かれた短編集です。寄り添うようにやさしいのに、寄りかかるとふらっといなくなる。あらら？と一人でこける痛さ。それがわたしの太宰です。
久世番子/作家 漫画家
3 SPECIAL BOOKS掲載日：2012/11/16
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】