- オーデュボンの祈り
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2003年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101250212
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 死神の浮力 新装版
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2025年03月発売】
- 777 トリプルセブン
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2023年09月発売】
- ホワイトラビット
-
価格:781円(本体710円+税)
【2020年07月発売】
- シーソーモンスター
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2019年04月発売】
- 陽気なギャングの日常と襲撃
-
価格:922円(本体838円+税)
【2006年05月発売】

ユーザーレビュー (11件、平均スコア:4.6)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
現代が舞台の小説だが、背景は江戸時代(鎖国)と深い関連がある。作中に江戸時代の背景があるからこそ、現代のストーリーが引き立つという印象。内容はフィクションであり、ファンタジーであり、しかし現代社会への問題提起でもある。読後は「これはもしかすると現実なのではないか?」とワクワクしつつも、少し恐くもあった。読んでいて想像力が掻き立てられ、適度に現実逃避したいときにはお勧めの一冊。私が伊坂さんの作品の中で一番好きな本だ。(pannda/女性/20代)
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 再読しないと決めている。デビュー作だから尚更。とにかく情熱を感じます。あひる→重力→オーデュボンと続けて読みました。当時は、一番好きだった本です。伊坂さんを好きになった、きっかけの一冊。いまも大事にしています。足りない何かが分かったときは、痺れました。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
主人公がよく分からない島に連れて行かれ、その島と自分の来た理由や人々の謎が、バラバラのピースとしてちらばっているものを、一生懸命集めてかき集める、というような一冊。 無人島=漂流、のイメージと重なり、自分が無人島に行ったときに何かヒントを与えてくれそうだったので、推薦しました!(ホメロス/男性/20代)
-
HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
創造力の文学として常に「なぜ」がつきまとう不思議な現実感の逃避や言葉の遊びと巧みさの融合に脱帽。(gabun/男性/30代)
-
sige
-
設定が面白いね
江戸以来鎖国状態であった島という設定だけで興味が湧く。それに“未来が見えてしゃべる”カカシ。
これが著者のでビュー作なんですね。これが伊坂ワールドと言うんでしょうか。いいですね。
ここに登場する個性的なキャラクターの意味に気付いたときには、すっきり晴れやかな気持ちになります。
-
美湯
-
長編
物語は、2・3日のことを書いているのに、とても長い物語です。
深いようで浅いような・・・ そんなお話しでした。
-
QOGMA
-
やさしい
人に対してやさしい気持ちを抱けるようになること間違いない。
不思議な島での不思議な住民との生活。
暴力とは、規則とは、差別とは、役割とは。いろいろなことを考えさせられる。
-
らぴ
-
何?この島?
何?この話?何が言いたいの?と思ってはいけません。彼が体験した本当の話なんです。どこかにそんな島があって、どこかにそんなかかしがいて、世界が成り立っていくかもしれないのです。大切なことはもっと違うところにあります。
-
APO
-
「未来は神様のレシピで決まる」
*Story*
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気が付くと見知らぬ島にいた。
江戸時代から鎖国を続けているというその島に住んでいるのは、奇妙な連中ばかりだった。
中でも極めつけは、人語を操り未来が見えるというカカシ。
ところが、そのカカシが殺された。
未来を予知できるカカシは、何故自分の死を阻止できなかったのか?
著者のデビュー作。未来を見ることができる案山子が登場する不思議な物語です。
作品の大部分は、ただ主人公が島をまわってちょっと変わった島の人々と会話するだけなのですが、最後のパズルのピースがどんどん嵌ってゆくような展開には驚きました。
物語自体よりも、洒落ていてかつ少々皮肉のこもった会話の方が面白かったです。
-
でこ
-
伊坂幸太郎デビュー作。
喋るカカシが未来を予言する、なんてありえないと思いつつ、
カカシって喋るのかも…と錯覚してしまいそうな、確固とした世界観。
伊坂ワールドの原点、ずるずるとその世界に引きずり込まれるような、素敵な作品です。
-
Honya Clubアンケート
-
クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
怖いけどあったかくて穏やかな所。独特の雰囲気が好き。(パパパンダ)
[BOOKデータベースより]
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。