- 終戦のローレライ 4
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- 価格
- 765円(本体695円+税)
- 発行年月
- 2005年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062750035
[BOOKデータベースより]
「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」あらゆる絶望と悲憤を乗り越え、伊507は最後の戦闘へ赴く。第三の原子爆弾投下を阻止せよ。孤立無援の状況下、乗員たちはその一戦にすべてを賭けた。そこに守るべき未来があると信じて。今、くり返す混迷の時代に捧げる「終戦」の祈り。畢生の大作、完結。
[日販商品データベースより]「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」あらゆる絶望と悲憤を乗り越え、伊507は最後の戦闘へ赴く。第3の原子爆弾投下を阻止せよ。孤立無援の状況下、乗員たちはその一戦にすべてを賭けた。そこに守るべき未来があると信じて。今、くり返す混迷の時代に捧げる「終戦」の祈り。畢生の大作、完結。【2005年3月公開 映画「ローレライ」原作】 (講談社文庫)
万感の思いを乗せ艦は行く信じた明日のため錯綜する思いもついには、たったひとつの真実にたどりつく。一丸となった乗組員は、その全てをかけて最期の戦いへと漕ぎ出だす。必涙の傑作長編小説、ここに完結。

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
このような戦略兵器があるわけも無く(ましてや、第二次世界大戦中に!)、「荒唐無稽」と一笑に付す方々も少なくないと思いますが、ページをめくる度に引き込まれていくこと受け合いです。それは濃密な日本語表現によるところもありますが、何より、活き活きとした登場人物の発言(セリフ)にあります。私の一番は、我が子にも贈りたい、「走れ、もっと走れ.その光で深淵を照らし、その力を未来に繋げろ.立ち止まるな.振り向くな.走り続けた先に、きっと望む朝が来ると信じろ」という一文です。物語は名曲「椰子の実」にのせて進んで行きます。「遠き島より…」