- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- ビーバー族のしるし
-
The sign of the beaver.
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2009年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784751522110
[BOOKデータベースより]
1768年春、マットと父さんはこの森に住む最初の白人として、マサチューセッツ州のクインシーから越してきた。夏、丸太小屋を完成させた二人は、次なる計画を実行することを決めた。それは期せずして、13歳の少年マットにとって、生涯忘れることのできない大冒険となった…。文字の読み方を教えるかわりに、マットがインディアンの少年から学んだのは森で生きるための知恵。…そして、かけがえのない友情。アメリカ児童文学史に輝く永遠のベストセラー。
[日販商品データベースより]文字の読み方を教えるかわりに、マットがインディアンの少年から学んだのは、森で生きるための知恵。そして、かけがえのない友情。アメリカ児童文学史に輝く大ロングセラー。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 月は、ぼくの友だち
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2016年06月発売】
- スモーキー山脈からの手紙
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2015年06月発売】
- 「もの」から読み解く世界児童文学事典
-
価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2009年09月発売】
- ぼくはおじいちゃんと戦争した
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2021年01月発売】
☆をもう5プラスしたいほどの読み応えのある本です。
これは大人が読んでも感動します。
お子さんと一緒に読んで、色々と語り合ってはいかがでしょう。
開拓時代の話です。白人の少マットは、父親と開拓地で暮らしていますが、父親が母親と妹と赤ちゃんを迎えにいきます。
2ヶ月以上マットは一人で家を守るのです。
泥棒にあったり、クマに食料をダメにされたり、大変な思いをします。
そして、はちに刺されて死に掛けたときに、インディアンの老人に助けられます。
そのお礼として、孫エイティアンに英語を教えてほしいと頼まれます。
同じくらいの年の男の子です。
2人はお互いに相手を好きではなく、特にエイティアンはマットに対して、(白人に対して)敵意を持っていました。
それは理由が合ったのですが、マットは知るのは先のことです。
2人の関係が徐々に良くなっていく過程が面白いのです。
少年二人の心の動きが素敵なんです。
あることがきっかけでぐっと2人の距離が縮まります。
エイティアンは大人の仲間入りをする儀式をして、大人と一緒に狩りに出ることになります。
もうここには帰って来ないのです。
父親がなかなか帰ってこないことを心配して、エイティアンの祖父がマットに一緒にいこうといいますが、
マットは父親との約束で、家を守るといいます。
エイティアンの成長に刺激されたのではないでしょうか。
そして、帰って来る家族のために、自分で考えて色々と準備をします。
そのシーンも淡々としていて感動します。
マットもエイティアンに負けないくらい成長しました。
マットとエイティアンの友情がどう強まったのか。
マットがインディアンの家族にどう受け入れられたか。
じっくりと読んでもらいたいです。
マットが家族を思う気持ちに涙が止まりませんでした。
読み終わって清々しい気持ちになれます。(おるがんさん 40代・高知県 女の子、男の子)
【情報提供・絵本ナビ】