[BOOKデータベースより]
本書は大学理工系学部の初年級の学生のための微積分の教科書として、その運用に習熟し、その数学的な意味が理解できる様になることを目的として書かれたもので、江尻典雄が微分法の部、三宅正武が積分法の部を分担執筆しています。予備知識としては、高等学校で学ぶ数学のうち数学3を勉強してこなかった学生でも理解できるように配慮されています。
微分法(1変数連続関数;1変数関数の微分;テイラーの定理;多変数関数 ほか)
積分法(1変数関数の積分;積分の計算;広義積分とベータ関数、ガンマ関数;積分の応用 ほか)
大学理工系向きに題材を選び、前半は微分法(1変数および多変数)、後半は積分法(1変数および多変数)の構成でまとめた教科書。カリキュラムによっては、1変数の微分と積分を前半に、多変数の微分と積分を後半に学ぶこともできる。
高校課程の数学IIIを学んでこなかった読者にも理解できるように、実数の性質や数列の極限および収束性についての解説は付録にまわして、微分法の最初に述べる連続関数から直接的に微分法・積分法の本論に入れるように解説した。連続関数の積分可能性の証明を含め、理論面も軽視せず解説してある。
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