[BOOKデータベースより]
本書は、群・環・および環上の加群を題材にした、抽象代数学の基礎的概念への入門書である。線型代数学を学んだ直後の初学者を対象読者とし、線型代数学における内容と諸概念が、群・環などの基礎的代数系の初歩的運用によって、いかなる描象に成長するかを一つの目標としている。従来の入門書と異なり、整数論への入門(ガロア理論)の代りに、現代的トピックとしていわゆる代数解析の一端の紹介をしている。
1 代数系の基礎
2 線型代数再論
3 群
4 環と加群
5 ワイル代数とその加群
抽象代数学の基礎的概念への入門を、群・環および環上の加群までを題材にして試みた教科書・参考書。線型代数学における内容と諸概念が、群・環等の基礎的代数系の初歩的運用によっていかなる描像に成長するかを1つの目標としている。さらに、余力のある読者のために、いわゆる代数解析への一端への入門を試みている。
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