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[BOOKデータベースより]
みんな身内の争いだった―母親が誰かに注目した「女系図」を丹念に読み解けば、日本史のややこしい部分がすべてクリアに見えてくる。なぜ中大兄皇子は長い間天皇に即位しなかったのか、応仁の乱の本当の原因は何だったのか、徳川慶喜はなぜ戦わずして降伏したのか。乙巳の変(大化の改新)、新羅親征、壬申の乱、平将門の乱、関ヶ原合戦、戊辰戦争等、日本の転機となった争乱の見方が一変する一冊。
第1講 乙巳の変と大化の改新―天皇の妻子が増える時
[日販商品データベースより]第2講 新羅親征―中大兄はなぜすぐに即位しなかったのか
第3講 壬申の乱―持統天皇の革新性
第4講 恵美押勝の乱―女系で栄え、女系で滅ぶ
第5講 薬子の変と母子処罰三事件―卑母腹と廃太子
第6講 平将門の乱と前九年・後三年の役―婚姻が招いた大争乱
第7講 保元の乱と源平合戦―悪口とお下がり妻
第8講 承久の乱―本当に女の戦いだったのか?
第9講 応仁の乱―相続の転換期が生んだ大乱
第10講 関ヶ原合戦・大坂の陣―淀殿悪女説の出所
第11講 戊辰戦争―女系図が恨みの連鎖をほどく
みんな身内の相続争いだった?! 壬申の乱、応仁の乱、関ヶ原合戦、戊辰戦……日本の命運を分けた争乱を「女系図」でみていくと、あっちもこっちも親戚だらけ。この1冊で日本史がスッキリ判る。