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[BOOKデータベースより]
なぜ命への向き合い方が戦前と戦後生まれで違うのか?日本人が“戦勝国の歴史”を克服できず“自分たちが何者か”見失ったからです。救急医療の現場で生と死を見てきた医師が伝える“命の連続”としての歴史。
はじめに―本当の歴史は学校では教えてくれない
[日販商品データベースより]第1章 日本の国柄をつくるもの
第2章 開国に導いた国際銀行家
第3章 白人たちの奴隷にならないために戦った帝国主義の時代
第4章 第二次世界大戦の真実
第5章 GHQが占領中に日本にしたこと
第6章 アメリカの属国として生きる日本
終章 日本人としてどう生きるか
東大病院救急医療の現場で15年間、生と死を見てきた医師が伝える“命の連続”としての歴史
「なぜ命への向き合い方が戦前と戦後生まれで違うのか?
日本人が“戦勝国側の歴史”を押し付けられ“自分たちが何者か”見失ったからです」
本書では「歴史の真実」を知りたいと願う方々のために、歴史の授業や一般的な歴史の本では取り上げられない「歴史のウラ側」を紹介いたします。歴史をウラ側から眺めることによって、同じ歴史的事実でも立場が異なると見え方がまったく違ってくるということを体験していただけると思います。その体験の積み重ねによって、みなさまが今後「客観的な歴史」を学ぶ際のヒントになることを期待します。
(「はじめに」より)
【目次より】
約1万6500年前[縄文文化]世界の歴史上、最も古く長く続いた平和な時代
約2700年前(神武天皇元年)[神武天皇即位]天皇は日本人の要
604年[聖徳太子、十七条憲法を制定]十七条憲法の中に日本という国そのものが入っている
1603年[徳川家康が征夷大将軍に就任。江戸幕府を開く]現代日本に連なる経済と生活のインフラが築かれた時代
1866年[薩長同盟締結]下級武士たちの活躍の背後に潜む国際銀行家の影
1910年[日韓併合]「朝鮮には関わってはいけない」と福沢諭吉も警告
1931年[満州事変]「軍部支持、政府弱腰」の新聞に煽られた国民
1945年[ポツダム宣言受諾]国際法から逸脱した日本への脅迫文書
1947年[日本国憲法施行]日本が戦争を放棄しても、戦争は日本を放棄しない
2019年[天皇陛下御退位および皇太子殿下御即位]国民が天皇陛下に思いをはせることで、日本ははじめて一つになれる……ほか
【著者プロフィール】
矢作直樹(やはぎ なおき)
東京大学名誉教授。昭和31(1956)年神奈川県生まれ。金沢大学医学部卒業後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授を経て、平成13年東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、15年にわたり東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力する。平成28年3月任期満了退官。