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[BOOKデータベースより]
関東大震災が起きた大正末期と、東日本大震災が襲来した現代の政治状況は、驚くほど似ている。ともに短命政権が続いた後の“政治空白”に起きた。国難下における政治家たちの権力闘争や復興財源問題、「世界基準」と信じた金解禁とTPP参加への猛進ぶりなど、震災後の“政治家のふるまい”は見事に重なる。関東大震災後の日本では、震災手形が不良債権化し金融恐慌が発生。国家主義、軍部台頭の先にあったのは困家崩壊だった。90年の時間を越えて二つの震災復興を対比することで、現代日本を待ち受ける運命を浮かび上がらせる。
第1章 切り刻まれた復興プラン(なぜ復興対策は進まないのか;政治主導が招いた組織乱立 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 国難のなかでの政争(関東大震災直前の政界勢力図;普通選挙法を制定し新党樹立へ ほか)
第3章 財源の呪縛(増税に固執する野田政権;復興財源の主体は増税 ほか)
第4章 アメリカの震災支援―博愛と打算(「トモダチ作戦」の政治的打算;原発事故対応をめぐる日米の反目 ほか)
第5章 「TPP・金解禁」と恐慌(TPPと金解禁の相似性;「世界基準」参加への焦り ほか)
関東大震災が起きた大正末期と、東日本大震災が襲来した現代の政治状況は、驚くほど似ている。90年の時間を越えて2つの震災復興を対比することで、現代日本を待ち受ける運命を浮かび上がらせる。