- 琉球王国の自画像
-
近世沖縄思想史
Visions of Ryukyu.- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784831512987
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[BOOKデータベースより]
一六〇九年の薩摩藩の侵攻以後、中国との君臣関係を維持したまま日本の幕藩体制に組み込まれた琉球王国―複雑な国際関係において、向象賢・程順則・蔡温・平敷屋朝敏といった人々がいかに王国のアイデンティティを模索し、自律性を追求したのか?“琉球処分”以後の沖縄のアイデンティティとの断絶も視野に入れつつ、近代国民国家論には回収されない琉球の主体性を描き出す。
第1章 琉球の地位および日本・中国との関係
[日販商品データベースより]第2章 北への眼差しと西への眼差し―向象賢と程順則
第3章 琉球の自律性―蔡温における琉球の理論的根拠
第4章 琉球の再興―蔡温とその批判勢力
第5章 蔡温の琉球像への対抗
エピローグ 結論
1609年の薩摩藩の侵攻以後、中国との君臣関係を維持したまま日本の幕藩体制に組み込まれた琉球王国。近世琉球の4人の知識人の描いた琉球像に着目し、近代の国民国家の独立とは違った王国の自律性を考察する。